お台場、船の科学館で行われた「Can-Am SPYDER試乗会」の様子を撮影しました。
参考までに、試乗したライダーのスペック→50歳♂、Harleyが好きな典型的なおっさんライダー。SPYDERにはこの日はじめて触ります。
トライク(Harley3輪)歴2年あるので、SPYDERとの比較を楽しみに、行ってきました。
【試乗会の感想】
・たっぷり乗れる、触れる
少人数グループに分けて試乗するため事前予約が必要ですが、その分順番待ちなど一切無く、ゆっくり試乗することができます。
座学30分、コース周回30分、公道試乗30分の合計1時間半~。
特に公道走行30分は試乗としては十分すぎる程の長さで、納得いくまで乗れるのでおすすめです!
・丁寧な説明
私は操作方法などの予備知識まったく無しでの参加でしたが、親切丁寧に説明してもらえたのですんなり乗れました。
・豪華なお土産
SPYDERキャップ、カタログ、価格表など。
「売りたい。」というより「このSPYDERという新しい乗り物を1人でも多くの人に知って欲しい。」感が溢れる、とても好感の持てる試乗会でした。
【実機の感想】
・よく効くブレーキ&ABS
動画に映ってますが、SPYDERはハンドル部のブレーキレバーが無く、右ステップボード上にあるペダルブレーキオンリーです。
しかし、操作感、微調整共に問題なく、緊急時は思いっきり踏むだけでキュッとまっすぐ止まります。これには驚きました。ABSもガガガ…といった無骨な物ではありませんでした。
・電子式パーキングブレーキ
よくある機械式ではなく電子式(ボタン)です。モーターがワイヤーを引きRブレーキをかけますので、Pボタンをポンと押だけで不安なくきっちり停めることができます。
・不安なく曲がる
トライクより四輪に近い曲がり方をします。ハンドルは曲がる方向のグリップを手前に引く感じです。反対側は気持ち押す程度で曲がっていきます。
遠心力で体が外に持って行かれますが、LIRICA社長語録である「インニー」(内側の膝でタンクをグリップする)を意識すると体をホールドすることができます。
・シフトダウンがオート
私の乗ったのはセミオートマ6速です。シフトアップは左ハンドル部にあるレバーを押しますが、シフトダウンは減速すると自動でギアダウンします。過度なシフトダウンでタイヤをロックさせたりミッションを痛めたりする心配もなく、その分運転に集中することができます。
※他にマニュアル車もあります。
・高速安定性
70㎞/hまでしか確認してませんが、当日はとても風が強い日でしたがレインボーブリッジ上でもあおられること無く、また、フロントの大型ウィンドシールド(電動で上下します)のおかげで、快適に走行することができました。100㎞/h巡航も余裕だと思います。
・疲れない
バイクと大きく違うのはここです。当たり前ですが停車中も低速時も倒れる心配がありませんし、バックギアも付いているので車庫入れや極低速運転も楽々です。
今回は丸々1時間SPYDERに乗っていましたがまったく疲れませんでした。
・目立つ
バイクや車のドライバーから歩行者まで、興味を持って見ない人はいません。
300万円近くする車ですから、オーナーとして、”目立つこと”は非常に重要な要素だと思います。
【総括】
車の免許で乗れてしまう通り、これはバイクの軽快感と開放感をプラスした”車”といった感じでしょうか。意外に簡単に、そして不安無く乗れました。
カーブはロールの無いゴーカート感覚で曲がっていきますので、適度なスポーツ感があり、飛ばしても楽しそうです。この辺の走行性に関してはトライクと大きく違います。
また、高いだけあって各部の作り、質感が良く、装備もバイクには無い豪華さで、特にリアシートはかなり快適な特等席です。
私が買ったら、マフラー、LED化、HIDフォグ、ナビ、ETC、オーディオなどをすぐに付けますね。高速クルージングも楽にこなしてしまいますから、ナビやETCは必需品だと思います。バイクより車のいじり方に近く、カスタマイズも楽しそうなSPYDERでした。
時間がきっちり調整されているのでおひとりで来られても退屈することはありません。また、カップルやご夫婦でタンデムで試乗される方もいらっしゃいました。是非、お気軽に参加されてください。
→試乗会のご案内、お申し込みはこちら。 ※5月分終了しました
→LIRICAにはSPYDERの試乗車がございます。いつでも乗れる試乗のご案内はこちら。
→Can-Am SPYDERに関する動画はこちら。
→価格表はこちら。
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